ガルパンファン向け選手紹介～11 三島康平×五十鈴華～

華さんの背番号を変更させたストライカー

ヘディングが強い空中戦の覇者

昨シーズンまでチームの顔だった鈴木隆行選手（現ジェフ千葉）に引導を渡した男。空中戦の強さはリーグトップレベルで、ヘディングで競り負けたところをほとんど見たことがありません。水戸ホーリーホック入団後はずっと故障で苦しんでいましたが、ようやく実力の片鱗を見せてくれました。
その活躍をスポンサー様からも認められたか、ガルパンコラボの代表キャラクターにして、戦車道のストライカーポジション・砲手を務める五十鈴華の背番号が今シーズンより「11番」に。昨シーズンの「大洗町の日」の告知ポスターでは一般的にストライカーが着けるイメージの強い「9番」でしたが、「水戸ホーリーホックのストライカーなら11」と判断されたのでしょう。

試合を決める一発を

空中戦は評価できる一方、肝心の得点は5点止まりと、エースストライカーと呼ぶには寂しい数字に終わりました。2009年シーズンに水戸ホーリーホックで19得点を記録した高崎選手（現鹿島アントラーズ）と同じくらいの実力があると柱谷監督がコメントしているのを見て以来、爆発するのをずっと待っているのですが、まだその期待には応えてもらえてません。初めてレギュラーとして過ごした昨シーズンの結果に満足することなく、あくまでプロとしてのスタートラインと考えてほしいです。それだけのポテンシャルがある選手だと思います。
もっとも、プレースタイルとしては体を張って周囲を活かすタイプであり、ガンガン得点するフォワードではないことは百も承知していますので、20得点しろとは言いません。“ここぞの1点”を取れる選手になってください。
昨シーズンの水戸ホーリーホックは1点に泣いた試合ばかりだったのに、シュート意識の低い選手が多く、サポーターからは「シュート撃てよ」という声がよく上がりました。私もその一人です。ただ、サッカーはそんな単純なものではないと頭の中ではみんな理解していますので、素人から「シュートを撃って撃って撃ちまくって」と言われら、「いいえ、一発でいいはずです」と返して、本当に一発で決めてくれる五十鈴華のような選手になってほしいです。
鹿島アントラーズとのプレシーズンマッチで得意のヘディングで得点するなど、シーズン前の試合では一定程度の結果を残しているので、期待して開幕を待ちたいと思います。

三島康平　みしまこうへい　フォワード（センターフォワード）

＜チャント（応援歌）＞