モラトリアムは終わった
善戦という名の完敗
前節の不甲斐ない試合とは異なり、気持ちの見える良い試合でした。現時点でJ1昇格に最も近いジュビロ磐田を相手に体を張ったプレーで対抗し、スコア上は善戦したように見える結果に、現地のサポーターからも批判の声は出ていなかったと思います。しかし、試合内容としては完敗。残念ながら、実力の差は明らかでした。現時点で実力差があるのは仕方がない部分もあるので、今回は私も素直に負けを受け入れます。ただし、このまま終わるわけにはいきません。昨シーズンはアウェイで敗れた後にホームで借りを返した相手です。関係者全員の力で今シーズンもその再現を目指しましょう。
いざ前半戦のヤマ場へ
今シーズンの成績は、これで3勝2分8敗。不甲斐ない成績ではありますが、若返りを図ったメンバーで臨んだこと、ホームスタジアム改修工事の影響で序盤はアウェイゲームが多いことなどから、この程度のつまずきは想定内です。J3への降格を心配する声もあるようですが、どう考えても、それは時期尚早。今からそんな危機感をもったところで、シーズン最後まで持続できるわけがありません。ただ、そろそろ結果を出さなければいけないことは事実です。真の勝負はシーズン後半に突入してからですが、今から多少は浮上しておかないと、勝負の舞台に立つことすらできなくなります。ここからの戦いは、前半戦のヤマ場になるでしょう。
次節からは本来のホームスタジアムであるケーズデンキスタジアム水戸で試合ができます。昨シーズン、監督や選手が散々敗戦の言い訳にしていたピッチコンディションも改良され、“自分達のサッカー”とやらができる環境は整ったはずです。前半戦の残り8試合のうち、6試合をこのスタジアムで戦えます。まだ全員ではありませんが、故障者もほぼ復帰し、ベストに近いメンバーで戦えます。もう甘えは許されません。モラトリアムは終わりました。たとえアウェイで勝てないままでも、ホームで全勝すれば、前半戦のうちに6位以内を十分ねらえる位置まで浮上できます。まだ間に合います。
0 件のコメント:
コメントを投稿